最近は車検証の提示を求められます
過去ずっと太平洋フェリーも新日本海フェリーも、バイクは排気量が大きくても車検証を求められる事がありませんでしたが、2007年頃から車検証の提示を求められるようになってきました。シートの下などに入れたままだと出せなくなりますので、荷物を積む前に取り出しておきましょう。
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フェリーで使う荷物は独立させておく
バイクを降りたらすぐ移動できるよう、あらかじめフェリー内で使うものだけを1つのバッグにまとめておくと素早く行動できます。新日本海フェリーの場合は荷物を全て外して網棚に置くよう指示されますので外しやすいように積んでおきましょう。バイクは私たちが離れるとすぐに係員が床にベルトを接続し、それをハンドルやシートに巻き付けてガッシリと固定してくれます。
出る前に振り返って覚える!
バイクを車両甲板のどの位置に置いたのか、壁や柱に書かれた甲板の名称、何階なのかを覚えておきます。特にエレベーターや階段の出入口まで行ったら一度振り返り、どちらに向かえば自分のバイクに行けるのか、戻ってきたときを想定して確認しておくのが重要です。これが結構役立ちます。 |
車両甲板は何階もあり、朝にはどの階も車で埋まっていて景色は全く同じに見えます。置いたはずの場所まで行ったらバイクが無い!その時になって階が違うことに気づきます。 「 あれ !? 俺のバイク何階だっけ (@@; 」 そうやって上の階と下の階を行ったり来たりする人を何人も見かけます。車がぎっしりで通路は狭く、しかも荷物を抱えた人がどんどん来ます。通路も階段も一人通るのがやっとなので、 そこを向かってくる人の流れに逆らって戻るのはとにかく大変なのです!必ず階とデッキ名は
しっかり覚えておきましょう。
出港したら何があってもバイクには戻れない!
客室へは船の中央付近にエレベーターや階段がありますのでそれで階上の客室へ移動します。出港したらバイクには何があっても戻れませんので忘れ物はしないように注意です。ヘルメットは排気やオイル臭がつくので客室に持っていきましょう。太平洋フェリーではチケットに部屋番号が書かれてますのでそのまま部屋に直行できます。しかし新日本海フェリーは案内ロビーで等級別に並んでから部屋番号を指定されます。
搭乗券はどこに入れた?バッグか?ポケットか?
バイクで乗り込むとき係員に見せた搭乗チケット。この半券は下船時にも必要です。しかし車両甲板でバイクから離れる時、または部屋について荷物を降ろしたとき、無意識にポケットやバッグに入れてしまう場合が多く、朝になってから 「 あれ?そういえばどこにやったっけ? 」 と慌てて探すことがあります。部屋についたらまず、チケットや貴重品の所在をしっかり確認しておこう。
部屋ではケータイの音を鳴らさない
これはフェリーの過ごし方と言うよりマナーの問題。メールやゲームをするのは自由ですが、操作音は消すべき。キーを押すたびに音が出るのは周囲の人に大迷惑です。またケータイを置いたまま部屋を出ていき、その間に大音量の着信音が鳴っている人もいます。寝ている人もいるので注意しましょう。離岸して沖に出ると圏外になりますが、ケータイは圏外になると電波を探そうとしてバッテリーを多く使いますので、出航後は電源を切った方がバッテリーの消耗を防げる。室内や通路のコンセントで充電をしている人もいますが、これは公共のコンセントとして用意されているものですので占有しないようにしましょう。その場を離れるならコンセントも抜いて離れてください。
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食事は用意しておくかバイキング
フェリーの食事はバイキング形式で1,500円〜2,000円かかります。リッチに楽しみたい人にはおすすめ。食事と思えば高いですが、飲み屋に来たと思ったら安いもんです。節約したい人はフェリーターミナルまで着く前に、途中のコンビニなどで調達しておきましょう。ターミナルの売店は品数がありません。
揺れる日は寝てしまおう
船が揺れる日は歩き回ると気持ち悪くなりますので、早めに寝てしまいましょう。気持ち悪くなってきたら床などなるべく低い位置に寝転がり、寝ながら揺れの方向を意識してみましょう。右だ・・・左だ・・・と方向を感じ取ることで船酔いを緩和できます。できればそのまま寝てしまいましょう。 |
朝に到着するフェリーは早起きしないと大変
朝はトイレが大混雑です。お盆は北海道への帰省客も含めて1,000人近い人が乗ってます。午前中に到着する便の場合は、下船時間に合わせ1,000人が一斉に同じ行動をとりますから、トイレも洗面も行列になります。特に大きい方がまず空きません。なるべく人より早く起きて用を足しましょう。寝る前に朝のための洗面用具 ( 歯みがき、トイレ用品 ) を一つのポーチに入れておくことをおすすめします。また夜のうちに、トイレが何カ所でどこにあるか覚えておくと安心です。客室に近いトイレは混みますので、わざと上階デッキのトイレなどに行った方が少なかったりします。また普段ウォシュレットに慣れている人は、ツーリング中もそうですが洗浄トイレはあまりありませんので、サニーナなどの用品を持っていくとトイレも快適です。
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下船時は早めに移動、アイドリングは厳禁
フェリーが到着して下船の許可が出たら、階段で車両甲板に戻りましょう。エレベーターは混雑して待っていられません。早めに荷物をまとめて階段の前で待っておくと早く移動できます。また、接岸したからといってすぐには出られません。まずギッシリ埋まっている車から出しますので、バイクはその後です。
階下の駐車場にいる場合は、上の階にある車やバイクが無くならないと天井ゲートが開きません。なので下船時は自分のいる階のゲートが開くまでアイドリングは禁止です。排気ガスが充満しますので絶対にやめて下さい!固定ベルトは自分で外せれば外して構いません。出口へバイクの向きを変えるなど準備をしておくと早く下船できます。 |
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