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北海道ツーリング
1996 傷心
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2000 東端
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北海道ツーリング1996
苫小牧の巨大な通りを走り抜け、湾岸沿いの風を横から浴びる。時折、潮まじりの突風が車体を 揺らした。天候は徐々に回復しているようだ。やがて門別から北に進路を変えると、風が段々と 冷たくなってきた。標高が上がってるのだ。左右に広がる牧場。サラブレッドで有名な日高だ。 バイクを停め、降りて漆黒に光る馬を眺めた。人なつっこいのかバカにされているのか、意外と近くまで寄ってくる。手を伸ばせば届きそうだが、何となく噛みそうな顔をしていたのでやめた。
再びバイクを走らせる。占冠を抜け、それまで林に囲まれた景色が突然開ける。富良野だ。室蘭 を出てから6時間が経っていた。空腹ではあったが、とりあえず駅に行くことにした。ドラマ 『北の国から』に何度か出たこの場所を見たかったのだ。
富良野駅を後にして、更に北上した。美瑛まで足を延ばす。延々と続く丘の街・美瑛。まるで絵本 でも見ているかのような景色に見入ってしまう。上富良野まで戻ってきて写真を撮った。路上に 三脚を立てて一人で、というのはちょっと恥ずかしい。背後はラベンダー畑らしいのだが、看板 がなければ枯れた雑草の空地にしか見えない。次回は是非咲き誇るラベンダーを見てみたい。