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〜 お世話になったお宅 〜
富良野の麓郷では約2ヶ月間、農家さんで仲間と共に収穫のお手伝いをした。
泥まみれになって仕事はきつかったけど、得るものは大きかった。朝早くから畑に出ては日が暮れるまで、広大な大地を相手にする北海道の農業は本当に大変です。野菜を見るたびに、収穫の苦労と皆さんの笑顔を思い出します。 |
千葉さん。
主にピーターコーン、にんじんの収穫をお手伝い。 |
よくテレビのCMで、見渡す限りのとうもろこし畑を見るが、まさにそれ。前後にバケットを付けた
ブルドーザーに次々と投げ込む。人海戦術で一本一本手でもぎ取る。一番糖度の高い早朝に
短時間で獲るのだ。毎日朝露に濡れた葉に顔を叩かれながら、汗だくになって働いた。そして獲ったものは、サイズ別に選り分けして富良野の選果場へ運ぶ。
にんじんの収穫もしました。写真は参考用で実際のものではありませんが、北海道のニンジン収穫は、こういうにんじん用のハーベスターという写真のような何人も乗れるもので収穫します。それだけ広大なのです。畑の中を自走しながら機械の先端が次々と引き抜く。自動で葉が切り落とされ、運転席後ろのコンベアに落ちる。後ろの2〜3人が流れてきたニンジンの泥を落としながら、商品価値のないものは畑に投げ、残りが流された先で袋詰めされていきます。本州では見られない光景。ずっと揺られていたため機械を降りても目がぐるぐる回った。
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竹田さん。
酪農家さん。牧草の刈り取りをお手伝い。 |
広大な牧草地から刈り取った牧草を4tダンプに乗り、自宅のバンカーサイロに運んだ。これは発酵熟成させて、乳牛の飼料となるのである。この牧草には水分は厳禁。うっかり雨に濡れると、急激に発酵が進んで大きな熱を持ち、火災が起こる危険もある。昔は湿気で加熱発火してサイロ火災がよく起きていたといいます。今は塔のサイロではなく、塀を立てたようなバンカーサイロが多いそうです。夜は遅くまでごちそうになったのですが、雨が降ってきて緊急出動、サイロにビニールをかけ、濡れるのを防いだ。牛乳が最高に甘かった。
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尾崎さん。タマネギ農家さん。収穫後の選別作業。 |
収穫してきたタマネギを選別機にかけ、サイズこどに箱詰め。理屈はカンタンだが大変な重労働。20キロの箱を次々と積み上げる。積み上げた総重量10トン。しかし途中からどうも体調が悪くて気持ち悪くなってきた。それでも我慢してたが、異常に悪寒がするので体温計を借りてみたら39℃。それでも夜はごちそうになる(笑)。ご主人とお母さんにはとても親切にして頂き、『こっちに来た時は必ずまたおいで』と言って下さいました。尾崎さん宅のタマネギは甘く、オニオンスープは調味料を使わなくても甘い味がするほどです。
どのお宅も家族皆さんで暖かくして頂きました。ありがとうございました。 |
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↑緑がマサやん、白がクロケン。どちらも広島工業大学の学生で、チャリダーです。今夜も獲りたての野菜で食事。みんなで分担して調理だ。
縁あってここに集まり、畑仕事をしながらの共同生活。こんな経験や、こんな飯はそうそう味わえるものではない。秋になれば、このメンバーも日本全国に散らばり、二度と会えない人がほとんど。しかしここでの想い出が、きっと後にも先にも一番になることだろう。 |
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やはり獲りたて野菜を使った鍋。
それに一人一品づつ足す半闇鍋状態。
鍋のカゲで見えづらいけど、サーモン
丸ごと、ちゃんちゃん焼き。 |
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リュウちゃんのINAZUMA400。タイヤの太さといい、まるで大型バイクのよう。 |
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ずっとバイトで手入れもできなかったので休みに洗車。
そろそろ9月も中旬。
Tシャツも肌寒くなる。
あと数週間で一気に気温
が下がり、大雪に雪が降る。 |
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