HOME

北海道ツーリング
1996 傷心
1997 再来
1998 郷愁
1999 北端
2000 東端
2001 凜風
2002 双輪
2003 回想
その1
その2
その3
その4
その5
2004 親交
2005 継承
2007 誤算
2008 継走
2009 軌跡
北海道情報リンク
ライダーハウス
持ち物チェック

スポット一覧
mebi's花人街道
リンク集
庄内の温泉
プロフィール

北海道ツーリング
▼じゃらんで宿予約
札幌エリア >>>
定山渓 >>>
石狩・空知・千歳 >>>
小樽・キロロ・積丹 >>>
ニセコ・ルスツ >>>
登別・苫小牧 >>>
函館・大沼・松前 >>>
稚内・留萌 >>>
旭川・層雲峡 >>>
富良野・美瑛 >>>
日高・襟裳 >>>
網走・北見・知床 >>>
釧路・阿寒・根室 >>>
帯広・十勝 >>>
離島の宿 >>>
 
キャンプ場予約
 




出発の朝。つい少し前まで雨が降っていたのだが、出発の頃には路面も乾き始めていた。今日は
フェリー乗り場の仙台港まで走るだけだが太平洋側は雨予報。カッパの用意をしながら出発する
ことにした。お見送りありがとう〜!

仙台港到着。東根市からR48作並を越え、東北自動車道、仙台宮城ICから仙台南部道路、仙台
東部道路を走り、仙台港北ICで降りる。ちょっと天気が悪いと作並の峠はいつも雨だ。高速道路を
沿岸に抜ける頃は雨もあがり、フェリーターミナルに到着したのは午後2時。受付は1番だった。
後からバイクが続々集まってくるが、この時期としては少ない気がした。

フェリー内の食事はバイキング方式。1,800円なので少し高いが、あらゆる食材が取り放題。ステーキ
などの洋食や中華料理を中心に、サラダもフルーツもケーキやアイスクリームに至るまで好きなだけ
食べられるのだ。ビールとかお酒類は別途会計だけどね。欲張って食べ過ぎないよう注意(笑)

今回の行きはB寝台。しかし壁の向こうが通路だったのでバタバタ走り回る子供の足音や振動で
あまり熟睡できなかった。それに2日ほど前に台風が行ったばかりなので海のうねりも大きく、
船も結構な揺れになっていた。また船内はエアコンが強めにかけられているので、とにかく夜中
にのどが渇く。寝る際には枕元にミネラルウォーターやお茶などを用意しておくとよい。耳栓もね。

何度か目を覚ますうちに、時間を見たら朝方だった。そういえば昨夜の船内アナウンスで、日の出
は4時42分とか言ってたような気がする。天気も気になるし外のデッキに出てみることにした。
明るくなり始めた空に、ちょうど陽が昇り始めていた。天気もいいようだ。

出口が開くまでアイドリングは厳禁です!
定刻通り、10:45苫小牧港に到着。しかし出口が開くまではすぐに出られない。車両の積み込み順番
によっては、地下甲板に入れられたまま30分も扉が開かずに待たされることも珍しくない。ところがこの
密閉された船の中で暖機を始めるライダーがいる!これを読んでいる方々は覚えておいて欲しい。車や
バイクを積んでいる車両甲板は、すぐにはゲートが開かない。換気システムも非常に弱く、空間は密閉に
近いのだ。そんな中でエンジンをかければスグに排気が充満して危険な状態になるということを。

この時はハーレーやアメリカンのグループが、アイドリングどころかガンガン吹かして大迷惑!目の
前の景色が排気でかすんできても全然お構いなし。チョークを目一杯引いたような暖機運転と騒音。
他の何十台はエンジンをかけずに静かに待っている。排気を吸わないようタオルを口に当てたり、激しく
セキ込んでいる人もいるのに、この人達は平気な顔して自分のバイクをせっせと磨く始末。自分たちが
良ければそれでいいと言わんばかりの態度に、ハーレー乗りの連中はこんな奴らばかりか?と思って
しまうほど。40代、50代のいい大人が何と情けない事だろう。せっかく北海道へ上陸する初日だと
言うのに、最初の最初にイヤな思いをして最悪な気分だった。