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北海道ツーリング
1996 傷心
1997 再来
1998 郷愁
1999 北端
2000 東端
2001 凜風
2002 双輪
2003 回想
2004 親交
その1
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2005 継承
2007 誤算
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阿寒湖の湖畔沿いの道に入ると、湖畔側に旅館が立ち並び、陸側に土産物店が並ぶ大きな通りになる。ライダーハウスはそのメインストリートから通り1本中に入る。すると表通りとは別に「アイヌコタン」というアイヌの方々だけが開く民芸品店街がある。アイヌコタンは坂道になっており左右に沢山のお店が並ぶ。坂道を登り切った奥の方にライダーハウスがある。まりも湯は位置的にライダーハウスからは反対側なので結構遠い。まあ散歩を兼ねて街並みを眺めながら、10分程度ぶらぶら歩くのもいいだろう。詳細地図は→ 阿寒町ホームページ
アイヌコタンの中の一軒のお店。入口に巨大なヒグマの剥製。観光客の人目を引いていた。
中でチョト買い物。アイヌ民芸の品は精密で色もきれいだ。ここでしか手に入らないのでぜひ!
さて、ライダーハウスに戻ると夕食が!なんと宿泊500円なのに夕食まで出して頂けるのです。今夜だけでも10人は居るのに毎日毎日、食材費用もさることながら、初対面のライダーのために手間をかけて夕食を作って下さるオーナーさんには本当に感謝の言葉さえ言い表せないほどです。本当に本当にありがとうございます!
白いヒゲの方がオーナーさんで、階下にお住まいされています。一軒家に一人住まいで、部屋が余っているということもありライダーハウスにして下されています。とても気さくで、誰にも分け隔てなく接して下さる方でした。オーナーさんはけして自分から宿代を請求しません。宿泊者が誰となく自発的に集めて宿帳も自分たちでまとめます。ただ一つ、ここでの注意点はオーナーさんに対して「アイヌの方ですか?」というような身の上に触れる質問は一切しないこと。毎日のように同じような質問をされるので、それだけが好きではないそうです。
食事後は部屋に戻り、それぞれ宴会と化しました。私たちの部屋にも6人ほど集まって遅くまで飲み明かします。毎度ながら思うのですが、初対面の方々と親しく飲めるという不思議なライダーハウス。その日、偶然そこに居合わせただけの縁。一生で今日しか会えないかもしれない方々。まさに一期一会。こんな縁がきっかけで全国に友人が増えたことも、私には大切な財産。なお翌日の早朝から出発する人がいる場合もあるので、就寝時間はお互いに注意しながら自制心をもってほどほどに飲もう。