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北海道ツーリング
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1998 郷愁
1999 北端
2000 東端
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北海道ツーリング
美瑛を出てまず向かったのは風呂(笑)毎年富良野に来ると必ず行く「ハイランドふらの」だ。去年まで350円だったのに 500円になっていた。値上げされたか・・・。と思いながら入ると大浴場が改装されて立派な温泉施設に変わっていた。 なるほど、そういうことか。少し大きめの湯船が1つあるだけだったのが、サウナや露天も整備されている。なかなかいい。 ここは宿泊もできてレストランもあるので、ライダーも結構利用しているらしい。 →周辺の観光スポット

昼過ぎにハイランドを出て、まっすぐ麓郷へと。オーナーさんのお店「サフォークあいランド」と一緒に建っているライダーハウス
「ウッディトムソン」だ。今年で9年、毎年欠くことなく訪れている。お、馬がいる。少し小さいが去年のツーリングで来たときに
生まれてた、あの馬かな?後で聞いたら違った(笑)

荷物を降ろしているとバイクにすり寄ってきてベロンベロンとバイクを舐め始めた。げげっ!ワラの食べかすだらけのよだれでタンクが〜!と思ったが、どうせ汚れているので後で水洗いすることに。横にいると、とにかくじゃれついてくる。グルーミングと呼ばれるスキンシップなのだそうだが、要するに噛みついてくるのだ(笑)本気で噛むのと違うのは分かるにしても、それでも草を食べる時と同じように「擦りながら噛む」ので手をくわえさせるとゴリゴリと歯でこすられる。これが痛い(笑)

バイクを洗ったり馬と遊んだりしているうちに陽が暮れてきた。最近はツーリングの前半に各地を周り、後半の数日は麓郷でのんびり過ごす、という日程をとることが多い。連続して北海道に来るライダーのツーリングとして最も典型的なパターンだ。最初の頃はとにかく全道を巡る旅に没頭するが、何年も北海道に来ると、そのうち気に入った滞在先を見つけて繰り返し行くようになる。やがてそこは第二の故郷と呼べる存在になってくるのだ。

麓郷の夕焼け。明日もいい天気になるといいな〜。  実際は雨で動けなくなる
この日、ライダーハウスには4人が宿泊。偶然に年齢が近いこともあって意気投合し、隣のオーナーさんのお店で焼肉とビールで盛り上がる。もちろん全員それぞれ初対面だが、ライダーハウスではそんな事は関係ない。みんな北海道に来る動機やバイクのスタイルも違う。その一つ一つを共に飲みながら話し、笑い、夜は遅くまで更けていく。

ここのお店「サフォークあいランド」さんは、何屋さん?と聞かれると困るのですが、ラーメン、焼肉がとにかくうまいのです。私の一番のオススメは「豚のサガリ肉」だ。定食でも一品としてもOK。これはちょっと内地(本州)では無い。それと「塩ラーメン」が絶品。この二つだけは例えフェリーに遅れそうだとしても、食べずには帰れない。更に今年、北の国からロケ地「拾ってきた街」にちなんで「拾ってきた野菜カレー」が新メニューに加わっている。日曜などには午後の早々に売り切れる人気になっている。富良野方面に行くならぜひ立ち寄ってみてほしい。

右の写真は麓郷で牧場を営む日掛さん。よく滞在ライダーをバイト受け入れして下されています。仕事は厳しいけど温かい。この日、私たちにビールをおごってくれました!

ライダーハウス、中二階の寝床へと戻ります。酔い加減も上々。しかし明日の天気予報は雨。9月も下旬が近い北海道。
ちょっと雨が降ればたちまち気温は急降下。それぞれ明日の天候を気にかけながら就寝です。

明けて翌日。写真で見ると明るく見えますが朝から雨です。宿泊4人のうち、お二人が出発。気温は「寒い」レベル。たぶん10℃ちょっと。風邪をひかなければいいですが大丈夫だったかな?この日は日中もザーザー冷たい雨が降り続き、夕方
まで二人でライダーハウスに缶詰め。退屈で退屈で中をウロウロするだけでした。