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北海道ツーリング
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麓郷を出て2時間と少し。苫小牧の東埠頭に到着。帰りは新日本海フェリー。太平洋フェリーが発着する西埠頭とは20kmも離れているので間違わないように注意が必要。着いたのは3時頃。かなり早いが夕方から雨の予報だったので早めにターミナル入り。だんだんと雲行きが怪しくなってくる。
苫小牧の西埠頭は市街地の何車線もある大通りにあるが、新日本海フェリーが発着する東埠頭は日高道の途中に位置する。

4時も過ぎると予報通りザーザーと冷たい雨が降り出す。暗くなってくるが松ちゃんは現れない。どこまで走ってるんだろう?出航1時間前を切り、バイクの積み込み開始がアナウンスされる頃、ようやく松ちゃんが到着する。もう真っ暗で雨も強い。フェリーにバイクを乗せるために、雨の駐車場へとライダーが散らばる。すぐに積み込みが始まり、無事にフェリーへ入る。

新日本海フェリーは、バイクから「荷物を全て」降ろさせられます。バイクを固定する壁には網棚があり、そこに荷物を乗せるよう指示されます。たまに「荷物を外すのは大変なんだ」と係員に許しを請うライダーがいますが、船会社の運行規定なので絶対認めてくれません(笑) ちなみに太平洋フェリーは一切外さなくてもOK。この違いは何でだろうと毎回思う。かなり面倒なのは確かである。はっきり言って私もすごくイヤです!初めて利用した時も何で降ろすんだと私も相当ゴネました(^^;

そんなこんなでフェリーに乗り、松ちゃんや中で知り合った別のライダーさんと3人で船旅を満喫しながらビールを飲みました。と言いたいところなのですが、なんとこのフェリーが揺れるわ揺れるわで顔も青ざめるほど。この帰り道の便で18回目のフェリーなのですが、おそらく数年前の台風と一緒に北上した時に次いで経験上2番目。ビールを飲みながら気持ち悪くなる(>o<")早々に解散して、慌てて歯磨きして寝る準備。トイレからはゲーゲー苦しそうな声がたくさん聞こえる。ぎょー、俺はそこまでは大丈夫だが、聞いてるだけで吐きそうになるので寝台へと逃げ帰って横になった。翌朝、目が覚めるとすっかり静かだった。

松ちゃんは新潟まで乗船。そこから静岡まで7時間走って帰るらしい。後日談で、かなり雨に降られたそうです。こちらはその手前の寄港地、 秋田で下船。松ちゃんに別れを告げて酒田まで南下。途中は特に降られることもなく、昼前には無事に帰宅。
こうして9回目の北海道ツーリングは終わった。


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