知床峠に差しかかってきました。これは本当にすごい霧です。ここは年中こうらしいですが、上に行くほどどんどん濃くなる。
センターライン3本くらいまでしか先が見えません。一般道のセンターラインは線の長さも間隔も同じ5m。なので視界は30m前後ということになりますが、バイクに乗ってて30m先しか見通しが利かないのはかなり怖いです。車みたいに止まれませんから・・・。
峠を越えたら、あっという間に快晴!なんでこんないきなり視界が開けるのか、あまりの変わりようにメットの中で笑ってしまう。
快適な峠道。北海道の峠は本州とは違い、たいてい道は広くて登りも緩やかだ。でも天候の変化はかなりキツイ場合が多い。
反対側からもバイクは沢山やってくる。「 霧に注意してなー 」 と心の中で言う。何度も走ってる人ならもう知ってるかな。
最近はバイクにパニアケースをつけてる方が増えたように思います。楽そうでいいですね〜。
あ!鹿がいる!
まだ子鹿のようですね。実はこの後、3mはありそうな超デカイ牡鹿が道路に悠々と出てきて、車線は上りも下りも車はストップ。私も足止めされたまま口を開けたまま呆然としてしまいました。その鹿は見事なツノを生やしていて、道路の中央でゆっくりと車を見渡してUターン。林に消えました。あまりのことにカメラを出すのさえ忘れてました・・・残念。最高の1枚を撮り逃した気分で後から後悔。